耕さない農法、樋口さんと碧桐さん
- 2013/08/11
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土曜日の10日、会社主催で敦賀の樋口さんの農場で”現地勉強会”と中華料理”碧桐(あおきり)”さんのお店での食事会を行った。参加者は18名だった。
樋口さんの農場は敦賀国際ゴルフ場の近くだった。敦賀最高峰の野坂山(914m 敦賀の郵便番号と同じ)が直ぐ目の前。海抜が50mで天気のいい日には日本海が見えるそうだ。
説明を受けた最初の場所が150坪で、7年前に購入。71歳の樋口さんが碧桐さんのお店専用に作られている。ちょっと離れたところには200坪の家族の自給のための畑がある。年間54種類の野菜を作り食料自給率は98%になる。年間60箇所の講演と、600人の見学者が訪問。11年前から鍬も耕うん機も使わない、不耕起栽培を実践。
土とは何か?土の中の何が野菜を作るのか?農耕というが、耕はやっていない。土が硬くなる。耕さないと二年で土は柔らかくなる。福井県では、宮崎村、池田町、鯖江市が街を上げて有機を進めている。
野菜54種類30品目、国に提出する書類が140ページにもなるそうだ。誰かがいった、オーガニックとは書類を食べていると、、。
クスリには副作用がある。水道水には塩素が入っている。コンマ2mgの塩素を入れないと飲用水として認められない。敦賀は湧き水をとっている。大津 コンマ43mg
大阪京都はまだ多い。沸騰させて飲む。トリハロメタンが空気中に気化。8時間汲み置きしておくと抜ける。
老人と子供の50%がアトピーやアレルギーにかかっている。
野菜の有機比率は0.21% 福井県の有機比率は0.054%で、全国下から二番目。350坪の畑、朝に時間の農作業で終えている。連作障害も起きない。土の中には微生物がいる。耕すことに寄って善玉菌が日にあたり死んでしまう。土は耕さないほうがいい。
脳梗塞、44歳で発病。二年後社会復帰。3000この玉葱。皮をむくと目がしみる。有機の玉ねぎは、目が痛くならない。苦味がない。甘みが高い。甘さが違う。日持ちが違う。ほうれん草1っヶ月持つ。キャベツ2ヶ月持つ。
雑草、刈るだけ。抜かない。根っこが付いている。土が付いている。下の種がすぐ生えてくる。根っこを残す。
食べもの32時間後にエネルギーになる。31日間体内に残る。食べものの影響を受ける。血管91万1000km。人間神秘の塊。エネルギーを秘めている。周りに8種類程度の果物を植えている。
きゅうり、ポキンと2つに折って、折れたきゅうりをひっつけ抑えていると、しばらくするとひっついてしまう。市販のきゅうりではならない。折れてもひっつく。
里芋、大葉、葉脈がきちんと左右対称になるはず。
ニラ、ネギ切るとだんだん細くなる。モリアオガエル。亀の卵を蛇が食べる。生野菜を食べると酵素ができる。日本は煮物の文化。戦後ghqは野菜を食べるのを進めなかった。それは下肥を使っていたから。化学肥料を進めた。農薬の使用量は世界一となった。マルカワみそで働く意味。
ぴったし90分の御講義の後、おまちかねの中華料理 碧桐さんのお店に向かった。本日はコース料理だった。
店内には、厨房の料理の様子を映しだされた大きなテレビ画面があった。普通プロは自分の料理のやり方を見せないそうだ。しかし碧桐さんでは変な調味料を使用していないことを証明するために、テレビカメラで映し出しているとお聞きした。
味つくりは土作りから、種まきから最終製品まで一貫して取り組まれている様子が感動的だった。